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制作日記Blog
やまけん組メンバーによる映画制作日記です。
SF映画 キヲクドロボウ
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キヲクドロボウ予告-トリウッド版
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作品紹介
銀行強盗に立てこもられ絶体絶命のフリーター・タカシ。ところが突然、銀行強盗のリーダー・シュウヤに「仲間にならないか?」と誘われる。タカシは刺激のない今までどおりの日々を選ぶのか?スリルある逃亡者を選ぶのか?
ProjectYamakenの2001年から2004年にかけて制作した短編3作品を収録。津田寛治さんとも共演。
Dシネマ映画祭に発送までの道のり24時間
これはオレが国際Dシネマ映画祭に「キヲクドロボウ」を出品すべく、死闘を繰り広げた24時間の記録である。記録は昨日のブログを書いた直後からスタートする。

尚、ところてんのごとく専門用語があふれ出てくるので、それら詳細は後記解説を参照ください。ただし、解説には一部フィクションが含まれていたり、知ったかぶりの可能性もあるので、よい子は鵜呑みにせず自分で調べたらいいと思います。

【前回までのあらすじ】
映画祭出品の締め切りは3月16日(消印有効)。映像と音声の両ファイルにミスが見つかり急遽修正し、出品用DVDを作り直すこととなった。映像ファイルに関しては前バージョンに戻し、音声ファイルは小林が締め切り当日の早朝に事務所に持ってきてくれることとなった。
そんななか映像ファイルの書き出しを始めたオレは驚愕の事実を知らされる。なんと「書き出し時間13時間52分」。はたして締め切りに間に合うのか。残された時間はあとわずかである。

締めきり前日18:03:26

DVD用に動画を出力し始めてから3時間、ブログを書き終えトイレから帰ってきたオレは
「よっこい庄一(*1 後記解説)」とMacの前に座った。
その瞬間、Macカーネルパニック(*2)。

カーネルパニック

キーボードを叩いても、マウスをこすってもうんともすんとも言わない。オレもパニック。

仕方がないので、再起動後に再び13時間52分の旅に出る。
…と思ったら、なぜか16時間と表示…結果的に6時間のロス。

21:32:19

仕事も終わったので帰ろうと思ったが、またいつカーネルパニックが再発するか分からないので心配でMacから目が離せない。
仕方がないので会社で英語の勉強(*3)をしながら夜を明かす決意をする。

締めきり当日2:26:42

いつの間にか日付が変わっていた。
aとoの発音の違いが聞き取れず英語の勉強断念。
気分転換にTVを見ていたら、CMのケータイ刑事(*4)の歌に洗脳される。

5:06:02

ジョージアをたらふく飲むも眠気には勝てず。
「何だかとても眠いんだ(*5)」と言う言葉を最後に熟睡。

8:43:11

小林のケータイにて目覚める。
音声データを持って10時に到着予定とか言ったような記憶もおぼろげに二度寝。

10:02:52

殺気を感じ起床。
ほぼ同タイミングで小林が事務所に到着。
…が、しかし、映像データの書き出しがあと1時間残っており
小林からゴーストライダー(*6)の話を聞く。

11:13:18

映像データの書き出しが無事終わったので、小林が持ってきた音声データを5.1ch Dolby(*7)にエンコード(*8)する。

11:28:25

エンコード中に、二層式のDVD-R(*9)を買ってこようと、近所の石丸電気(*10)へ向かう。

11:59:47

石丸電気にて二層式DVD-R品切れ判明。小林とがっくり肩を落とす。

12:32:48

事務所に戻ってる来ると音声ファイルのエンコードが終了しており、DVDオーサリング(*11)を行う。

12:46:26

DVDオーサリングが終わり、合計容量が3.4GBと判明。二層式DVDを使うまでもないことが判明したので、事務所にあった一層式DVD-Rへデータを焼く(*12)。
その間に、昼飯を食しにそば屋へ。小林は「肉南そば」、オレは「たぬきそば」を注文。

13:16:03

昼飯から帰ってくると無事にDVDが焼き上がっていたので、おおざっぱにMacで確認後、我が家のホームシアター(*13)で鑑賞確認することに。

13:46:52

自宅到着。
「キヲクドロボウ」を通してみるのは何度目になるだろうか。さすがに苦痛を伴う作業になってしまうのだが、音が全面的に5.1chになり、細部の作り込みも細やかになっているので、割と楽しく観覧できた。5.1chによる臨場感がさらに映画っぽくしてくれた。映画だけど。

これは、小林の連日連夜による孤独な戦いの成果であり、結局なんだかんだ言って全部アフレコさせてしまった役者陣の忍耐力とテクニックのおかげであり、地味な作業を繰り返したチーム音職人(*14)のおかげである。

皆様のおかげで夢の5.1chが実現できました。
ありがとうございました。愛してます。

15:40:49

必要書類とDVDを封筒に詰め込んで郵便局へ。
郵便局員の人に、16日の消印を目の前で押してもらって、無事発送。

果てさて結果は夏のお楽しみ。

16:03:25

小林と別れ、事務所に戻りブログを書き始める。

18:16:47

ブログ書き終え。
今日のブログは思いの外時間がかかり仕事に影響しそうです…
こういうブログは二度と書きません。


*1【よっこい庄一】
昭和42年、「恥ずかしながら帰って参りました」とグアムから帰還した横井庄一さんをもじったダジャレ。かつて日本には椅子に座るときこのかけ声をする人間が全国的に存在した。

*2【カーネルパニック】
鶏肉屋のひげメガネ関係なし。MacのOS X(正確にはUNIXスタイルのOS)が、どうにもならなくなった状態。マウスもキーボードも効かず、選択肢はリセットのみ。Windowsで言うところの「青い画面」というやつ。使用者にしてみればフリーズに同じ。小林賢太郎の嘘つき

*3【英語の勉強】
最近ベルリッツに通っていますがとんと上達しません。でも楽しいです。

*4【ケータイ刑事】
携帯電話を武器に難事件を解決する刑事ドラマシリーズ。このほど劇場版2作目が公開されると言うことで深夜のTBSではこのCMがヘビーローテーションされていた。テーマ曲がタイトルの連呼という王道スタイルで先能力抜群。

*5【なんだかとっても眠いんだ】
1975年フジテレビ系列「世界名作劇場」で放映された「フランダースの犬」で主人公が死ぬ間際に残した言葉。正確には「パトラッシュ、疲れたろ。ボクも疲れたんだ。…なんだかとっても眠いんだ。パトラッシュ…」であり、入力中に涙ぐむほどオレのツボ。
眠るように死んでいくその主人公の名が「ネロ」という大胆な伏線が張られた意欲作。

*6【ゴーストライダー】
コミック原作の米国産映画。どくろが火柱を上げてバイクで走り回る映画らしい。
ニコラス・ケイジ主演。

*7【5.1ch Dolby】
「5.1ch」とは中央、左、右、後左、後右の5つのスピーカーと1つのウーファー(低音スピーカー)による臨場感あふれるサウンド方式。最近の映画DVDには当たり前の方式ではあるが、自主制作の我々からすると夢のようなシステム。しかし、今作「キヲクドロボウ」は小林の意地、役者陣のアフレコ忍耐、チーム音職人の粘りにより手作り感覚で実現。試写会時には実現できず現在のところ未公開バージョン。
「Dolby」とは音声のデジタル圧縮方式の名称。

*8【エンコード】
デジタルデータを一定の規則に従って、目的に応じた符号に変換すること。ここではDVDに収まるように圧縮形式に変換したとか思っていればいいんじゃないかと思う。略して「エンコ」と言う人がいるが「ウンコ」みたいなので下品だと思います。

*9【二層式のDVD-R】
書き込みのできるDVD。二層式とはデータの書き込める面にもう一枚薄い層が貼ってあり、データを記録できる面を二層にして、保存データ容量二倍二倍の高見山(お父さんに聞こう)と思いきや、薄い層の方は薄いが故に読み取りエラーが起きやすく、そのため記録密度を下げてあるので、事実上1.8倍くらいという現実の壁。
片面一層式容量…4.7GB/片面二層式容量…8.5GB

*10【石丸電気】
石丸って人がやってる(たぶん)二層式DVD-Rが品切れ中の電気屋。

*11【DVDオーサリング】
別々に用意した映像データと音声データをDVDで1つにするための作業。通常DVDの場合、これにメニューなどを作る作業も入るが、今回は映画祭出品用なのでメニューなどは作らない。

*12【焼く】
DVD-RやCD-Rなどにデータを記録させること。DVD-RやCD-Rではデータをディスクに書き込む時に、レーザーを照射して色素加熱、変色させることからこう言うようになった。

*13【我が家のホームシアター】
100インチスクリーンにプロジェクター、5.1chサラウンドシステムという夢の環境をアルバイト貯金の末、2年前にゲットしたオレ。100インチスクリーンがおけるという理由だけで部屋探しをしたため、収納スペースのない倉庫のように寒い部屋にすんでいます。

*14【チーム音職人】
けいさく氏をリーダーとしたProjectYamaken内効果音職人ユニット。
デジタル世代ProjectYamaken内において、全てアナログに効果音録音をする。アクションシーンなどは役者さん同様衣装を着て走り回って音をつける。いろんなものを叩いたりさすったりして音を確認してしまう職業病がユニット内で蔓延。
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