ProjectYamaken〜やまけん組〜は、自主制作映画(インディーズムービー)を制作している団体です。 自主制作映画:ProjectYamaken〜やまけん組〜 スタッフルームへ
制作日記Blog
やまけん組メンバーによる映画制作日記です。
SF映画 キヲクドロボウ
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キヲクドロボウ予告-トリウッド版
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作品紹介
銀行強盗に立てこもられ絶体絶命のフリーター・タカシ。ところが突然、銀行強盗のリーダー・シュウヤに「仲間にならないか?」と誘われる。タカシは刺激のない今までどおりの日々を選ぶのか?スリルある逃亡者を選ぶのか?
ProjectYamakenの2001年から2004年にかけて制作した短編3作品を収録。津田寛治さんとも共演。
上海国際映画祭のご報告(後編)
さて、もったいぶって2部に分けた上海旅行記。いよいよ後編です。
ぶっちゃけ面倒くさくなってきましたが、がんばります。

残念ながら、我々は正木さん、三浦さん、けいさくさん、隼君と別々に行動しております。ですが、夕飯には合流しますのでチャンネルはそのままで。

■6月21日
朱家角
朱家角というところです。たぶん。上海のベニスと呼ばれるところだそうです。たぶん。

ところで、濁点と半濁点の区別が分かりにくいPC画面で「ベニス」は実にリスキーな言葉だと思いました。

上海のベニス
とっても風流で素敵な上海のベニスです。ベニス!

PEACE CINEMA
上海の繁華街にあるこのPEACE CINEMAというところで、本日はキヲクドロボウが上映されているそうなので、やってきました。

電光掲示板
一般のシネコンで平然とキヲクドロボウが上映されています。
上から「ナルニア国物語・第二章」「キヲクドロボウ」「キングダム」「カンフーパンダ」と並んでおります。ハリウッドのビッグタイトルにはさまれておりますが、いいのでしょうか。キヲクドロボウの中国名は「偷取记忆的人」。

映画館の中
中に入るとまた驚きです。やたらとでっかいシアターでした。しかもお客さんもそこそこ入っています。この写真をとったあともゾクゾクとやってきました。

こんな感じでキヲクドロボウの上映は上海市内で5回行われたようです。

上映が始まると、やや低い音が弱くこちらの意図と違っていました。しかし、あとでいろいろ確認してみると、これはこの劇場のミスではなく他の映画館の他の作品でも同じような状態なのだそうです。中国の方の好みなのでしょうか。

確かに、向こうの方は上映中におしゃべりをしながら観るというTVに近い感覚で映画を楽しんでいるので、あまり重低音を聞かせると会話がままならないのかもしれません。

個人的には低音の聞いた小林の音楽の魅力が発揮されず残念ですが、相手の文化を理解すると言うことも大切なんだろうなと、自分を説得。

明日の早朝帰らなければならない景ちゃんを残して我々は途中退場。全編は明日の舞台挨拶の時の楽しみにとっておく。

東方明珠塔-オリエンタルパールタワー
その後、アジア1位の高さを誇るTV等。東方明珠塔(オリエンタルパールタワー)へ行ってみる。造形からもう冗談みたいだが、実物を見るとさらに冗談みたいにデカイ。
フジテレビの新社屋を初めて観たとき、めちゃイケのネタだと思っていた私だが、この建物はフジテレビ社屋の上を行くと思った。

見下ろす
上から見下ろした上海市はまさに絶景。ミッションインポッシブル3のロケ地を見つけてははしゃいでおりました。

しかし、はしゃいでいたのもつかの間。
hajがまた新たなトラブルを抱えていたのです。

【お知らせ】haj、体調不良によりひとりホテルへ退却されました。

やはりミラクルな男です。

新世界城
その後、正木さんグループとも合流して夕食。「新世界城」というこれまた冗談みたいな名前のデパートのある繁華街を奥へと進んだレストランへ。

夕食
ここも英語も日本語も通じないジモティー向けのレストランで、慌ててけいさくさんが買ってきていた「とっさの中国語講座」を読む私。

ジモティー乱入
すると、となりのジモティーおばさん乱入。どうやら少し日本語が話せるらしく、お互いに中国語と日本語を教えあうことに。いやはや思わぬ交流。

愉快な夕食を終え、解散。
景ちゃんはそのまま翌朝早朝便で会社へ出勤したそうです。ご苦労様です。

■6月22日
豫園
翌日、hajも復活し豫園(ユイユアン)というところだと思います。たぶん。

はしゃぐ
はしゃぐ30代。

コピー商品
中国と言えばコピー商品ですが、これはむしろ新しいんじゃないかと思います。かわいいと思います。

キティー?
もはや別の芸術性を生み出しています。

スイス人登場
ばったり出会ったスイス人。偶然にも彼らも上海国際映画祭に招かれた監督と俳優さんでした。すっかり意気投合です。

観光も終え、いよいよ舞台挨拶の時間が近づいてまいりました。我々は一路会場を目指します。

集合写真
正木さん達と合流し、記念撮影。なんと、ユイユアンで出会ったスイス人も来てくれました。

キヲクドロボウ上映
そして、上映が始まりました。画面上には我々が付けた英語字幕。画面下の電光掲示板には中国語字幕が表示されるという仕組み。
なんとこの字幕、用意された文章をリアルタイムで人の操作でパソコンから掲示板に流し込んでいくのです。デジタルなんだかアナログなんだか分からない技術ですが、そういった1作品1作品に人員が使われているところが世界最大の人口を誇る中国らしいです。

字幕オペレーター
この方達がやってくれました。92分間、タイミングを合わせて流し続けるのはさぞ大変だったと思います。

たまにずれてセリフでネタバレしたりしましたが。ご愛敬。

それにしても、上映中は中国の人はリアクションがはっきりしていて作り手としては嬉しい。笑ってくれたり、歓声をあげてくれたり、あくびしてくれたり…。

特に、保田泰志さん演じるチーフがおなかを壊してトイレに駆け込む下りは会場大爆笑。やはり下ネタは世界共通だと思った。これからもウンコチンチンでがんばりたい。

上映後も拍手喝采。ありがとうございます。

舞台挨拶
上映後の舞台挨拶。途中、日本語通訳さんが分からなくなってしまうと言うトラブルもありましたが、hajの英語でなんとか切り抜けました。キヲクドロボウに出てくる日本語は実に難しいので、仕方ない。

ここから先は写真がなくなり私の文章力のなさがさらけ出されますが、お時間ございましたら最後までお付き合い願いたい。

上映後に私とhajと正木さんは閉幕式に向かう。
しかし、我々の上映と閉幕式の時間がかぶり気味だったため間に合わず。無念。

せめて、雰囲気だけでもと会場へ足を運ぶと、先ほどのスイス人と遭遇。

「これからオフィシャルパーティーがあるから着いてこい」との事。なんだか分からないままマイクロバスに乗り込む。このままどこかに売られてしまうんじゃないかとドナドナ的心配をしていたら、バスは目的地に到着。

こじゃれたクラブ。なんか、とつぜん叶姉妹とか出てきても驚かないような雰囲気。なんだか広いところに舞台が用意されていて、記者会見会場みたいになってる。

拍手がわき起こり、なんか人がいっぱい出てきた。そこに居たのは桃井かおりとウォン・カー・ウェイ。他数人は知らん。すまん。

あまりにも至近距離で、どうしていいか分からないくらいテンぱったが、結局挨拶の終わったウォン・カー・ウェイ達はVIPルームという我々の手の届かないところへ。入り口は欧米系のガードマンにがっちりガード。あ〜残念。

しばらく、社交界にとけ込んだフリをしてお酒を飲んだり、アイスを食べたりしていたのだが突然hajが言いました。

「オレ、ちょっと行ってくる」

彼は、VIPルームの前に立ちはだかるガードマンの元へ足早に向かう。慌てて追いかけるオレ。ミラクルハプニングボーイは最後までやらかしてくれるらしい。

当然、入り口をふさがれるが、hajはなんか英語でペラペラとしゃべる。でも、いくら英語が通じるからって入れるわけがない。なんのためのガードマンかと。

しかし、そこで奇跡が起こる。

ガードマンは何故か、hajをVIPルームへと通した。おそらくパルプンテか何かを唱えたとしか思えなかったが、オレもhajに続いてVIPルームに入ろうとするとガードマンに取り押さえられる。しかも、なんか英語で怒られる。

「ハジ〜!」と呼ぶオレ。

hajシカト。

「ハジー(haji)」は英語で「メッカ巡礼」の意。
いきなりVIPルームに駆け寄り「メッカ巡礼〜〜!!」と叫んだことになったオレは完全に不審者扱い。ガードマンが怖すぎるので正木さんの元へ泣き帰る。

その後、hajは桃井かおりさんと談笑して戻ってきた。ウォン・カー・ウェイとは話せなかったらしいが、ミラクルハプニングボーイは最後まで見せてくれたのであった。

その後、パーティー会場を後にした我々は他のメンバーと合流し、上海最後の夕食を楽しみました。

最後にhajのミラクルパワー炸裂で私たちの上海国際映画祭は幕を閉じ23日の早朝に我々は上海を後にしたのでした。

終わり

沢山の方々の協力があり、このキヲクドロボウは完成しました。
企画当初、無謀と言われたこの作品も完成を信じ、私たちを信じてくれた皆さんの協力により、無事完成し、今では海を越え、言葉の違う人々に認めていただき上映させていただけるようにまでなりました。

私たちを上海まで運んでくれたのは、お客さんを含め、この映画に関わってくれた全ての人々のおかげです。本当にありがとうございました。
まだまだキヲクドロボウは沢山の人に知っていただきたいと思っています。これからもがんばり続けますので、応援をよろしくお願いいたします。
【おまけ】
この上海国際映画祭について他の方もブログを書かれております。ザッピングというわけではないですが、多角的にお楽しみ下さい。

■正木蒼二
http://souji-masaki.jugem.jp/?eid=109

■石田肇(P-38,haj)
http://p-38design.chicappa.jp/blog/log/eid106.html

■野上景
http://6966.blog.drecom.jp/archive/532

■宝隼也-※フィルムカメラで撮った風景写真の掲載です
http://fotologue.jp/33rpm/#/7279522/7279847
| 17:29 | コメントを書く (10) | トラックバック (0) |
上海国際映画祭のご報告(前編)
どうも皆さん、お元気ですか?
あなたはどうあれ私は元気です。

さて、以前お伝えしたとおりキヲクドロボウが海を渡りました。
6月14日から6月23日まで行われた第11回上海国際映画祭パノラマ部門に入選上映されると言うことで、我々も6月19日から6月23日にかけて5日間上海に行ってまいりました。

そのご報告を例のごとく写真と一緒にお送りしようという魂胆です。

■6月19日
成田空港から出発
作ったばかりのパスポートを握りしめいざ上海へ。頬を赤らめて告白いたしますとワタクシ海外バージンでした。

先発隊として、やまけん&haj監督と撮影スケジュールを担当してくれたぷーちゃんとで行ってまいりました。

後に、正木さんらと合流します。チャンネルはそのまま。

上海ギャラクシーホテル
上海ギャラクシーホテル(上海銀河賓館)というところに泊まりました。ウエルカムフルーツ付きのたいそう豪華な部屋でした。すっかりセレブ気分で滞在しましたが、今時インターネット接続が従量制という点においてhajが不満を唱えておりました。

夕食のお店
ホテルに着いたのがすっかり夜だったので、近所のお店にメシを食いに行きました。ガッツリとジモティー御用達みたいなお店で日本語も英語も通じません。ってか、聞く耳持ちません。

あげくメニューには写真もなく無駄に画数の多い漢字が並ぶばかり。困っていると、唯一片言の中国語がしゃべれるぷーちゃんが店員に腕をひかれ厨房へ…

厨房にて
厨房で食材を直接選ばされるぷーちゃん。合理的。

鍋
お陰様で、無事に夕飯を平らげることが出来ました。安くて美味かったです。

■6月20日
上海フィルムアートセンター
翌日は、映画祭会場の1つ上海フィルムアートセンターへ行ってみた。こういった会場が上海の至る所にあり、様々な作品が上映されている。

ビームービー観覧
我々はビームービーというCGアニメを観覧。英語音声に中国語字幕という構成。外語大出身のhaj&ぷーはともかく、生粋の日本人の私にはてんでさっぱりベランベイです。ってか言葉分からなくてもだいたい楽しめる映画だったのでノープログレム。グッジョブ・ドリームワークス。

上海街中
露店の建ち並ぶストリートで買い食いを決行。

これは?
hajが発見した、これは…

看板
「日本で流行のたこ焼き」だそうです。同じ漢字を使っているからこその語弊。歴史教科書問題がこじれるわけだと思った。

食ってるところ
露店は危険だと出国前に友人に言われたが、この手の露店に挑まずしてなにが海外旅行であろうか。そんなやつらは世界中のマック食ってろと思う。かかってこいトラブルである。


【お知らせ】トラブルがかかってきました。


トラブル発生
この写真に私しか写っていないのは、hajが携帯電話をさっきの映画館に落としてきたためです。

※先ほどの映画館の写真を見直していただくと、hajが落とす直前の携帯をいじっているところがご覧いただけます。ほくそ笑んでやってください。

地下鉄
hajが携帯を探している間も、私とぷーちゃんは上海を満喫します。思い切って地下鉄に乗ってみたり。

チャリとの遭遇
中国名物チャリンコに遭遇してみたり。

お茶
お茶屋さんでお茶飲みまくってみたり。

結局、hajの携帯は無事見つかった模様です。ちっ。

その後、上海雑伎団を観覧。私とぷーちゃんがお茶を飲みまくっていたたため10分ほど遅刻。

雑伎団により中国人のものすごさをこれでもかと見せつけられた後、ホテルに帰ろうとすると、社長役の上山克彦さんと助監督景ちゃんから電話が。

指示された場所に行ってみると…

えん屋上海支店
えん屋上海支店。

とびらを開けるとそこは日本でした。
「いらっしゃいませー」だし。倖田來未流れてるし。メニュー日本語だし。料理もそのまんまだし。すっかり治外法権でした。恐るべしジャパニーズ資本。
そんなお店のカウンターに、すっかり出来上がった上山さんが。

集合写真
そのまえにホテルで合流した景ちゃんとも一緒に記念写真。
だれが、ここを上海と思うだろうか。

その場に、タロウ役の正木蒼二さん、カズマ役の三浦知之さん、スタッフのけいさくさんと隼君が合流。
しばらく、えん屋で酒を飲んでいたが、上海に来た感じがあまりにもしないので場所移動。

再び
前日のジモティーなべ屋再び。

すでに店員もこちらの顔を覚えており、当たり前のようにぷーちゃんを連れて厨房へ。新しいオーダーシステムを確立させたぷーちゃんであった。

ファンの方向け
正木さんのファン向けにと思ったのですが、変な二人が素敵な笑顔ですいません。

とりあえず、この日はそのまま解散。
後編へ続く。
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