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制作日記Blog
やまけん組メンバーによる映画制作日記です。
SF映画 キヲクドロボウ
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キヲクドロボウ予告-トリウッド版
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作品紹介
銀行強盗に立てこもられ絶体絶命のフリーター・タカシ。ところが突然、銀行強盗のリーダー・シュウヤに「仲間にならないか?」と誘われる。タカシは刺激のない今までどおりの日々を選ぶのか?スリルある逃亡者を選ぶのか?
ProjectYamakenの2001年から2004年にかけて制作した短編3作品を収録。津田寛治さんとも共演。
【短期連載】キヲクドロボウの作り方-008クランクイン
ご好評頂きましてロングラン上映までさせていただいたキヲクドロボウですが、いよいよ今週金曜日でトリウッド上映が終了となります。
なんだかんだで4週間。メンバーはシフトを組んでほぼ毎日だれかしらが下北沢駅前でチラシ配りをするという日々を過ごしてまいりました。残すところあと3日(火曜日は定休日)です。がんばりましょう。がんばります。

さて、メイキングの方ですが、上映終了と同時に終了のつもりだったのですが、もしかしたら終わらない予感です。ぜんぜん短期連載じゃない雰囲気になってきました。

どうか、最後までお付き合い下さい。

■2005年9月17日
クランクイン
いよいよクランクインです。渋谷です。

ロケ地や役者さんの都合等々で、シナリオの順番に撮影をするというわけではないのですが、キヲクドロボウでは可能な限りシナリオ順を試みました。

というわけで、タロウ登場のシーンです。実際は夜の撮影ですが、ビビリな我々はいつも4〜5時間前に現場入りしてカメラリハーサルしています。

無線
渋谷の雑踏の中を歩いてきてもらうシーンを撮影しています。距離があるため無線で正木さんに指示を出しているところです。

ちなみに、キヲクドロボウの中では珍しく許可を取らずに撮影したのがこの渋谷のシーンです。人が多いため警察が許可を出してくれないのです。これはメジャー作品でも同じようです。新宿のアルタ前も許可がおりません。

渋谷のスクランブル交差点でレースをしている映画「ワイルドスピード×3」などはセットで再現して撮影したそうです。5へぇ。

記念撮影
記念すべきクランクインということで、ハチ公を囲って正木さんと集合写真を撮りました。肝心のハチ公が入っていないけど…

なにはともあれ、この日から地獄の日々は始まったのです。

■2005年9月19日
室内撮影
クランクインから2日後とある公共施設の中での撮影です。室内と言うこともあり試行錯誤はありましたが、比較的落ち着いて撮影できた記憶があります。

小道具
IDカードなどの小道具もこそっと登場します。

ハニポリタン
タロウが読んでいる雑誌なんかもわざわざ作っております。かなりいい加減な見出しが、それっぽく書かれています。haj作。

正木蒼二さん
脚本とは別に当日渡される絵コンテにメイクを受けながら目を通す正木さん。

現場に来てまずは絵コンテに目を通すというのが、キヲクドロボウ撮影のいつものパターンでした。
その後、撮影前に私が説明しに行きます。

■2005年9月20日
さいたまスーパーアリーナ
いよいよアクションシーンの撮影だったのですが…まさかの雨です。

ファミレス
スケジュールに大幅な狂いが出る上に、ここでの撮影はかなりお金がかかっているので予算的にも大打撃でしたが、騒いでも仕方ありません。落ち着いてファミレスです。

深夜
深夜になって雨がやんだため、翌日の撮影に向けて暗闇の中でカメラテストです。雨のためにスケジュールにまったく余裕がなくなったので少しでも早く撮影ができるように打ち合わせをしています。

その後、2時間くらい漫画喫茶で休憩をしてすぐさま翌日の撮影準備に入りました。翌日は晴れており大あわてで撮影したのですが、結局スケジュールには収まらず、別日に撮影を追加することとなってしまいました。

大道具
大道具ダストボックスです。この日の撮影に使われました。作中あまり大きくは写らないので、ここでご紹介。

■2005年9月24日
スケジュール調整
さっそくのスケジュールの乱れを調整する景ちゃんです。しかし、なかなかスケジュールが合わず、結局このシーンは、2ヶ月後に先延ばしとなってしまいます。

はたして、2ヶ月も空いて撮影したカットが繋がるのか…とても不安でした。

準備
右奧にあるのはトレッシングペーパーです。工作板で枠組みを作りそこにトレッシングペーパーを貼って照明の調整に使っていました。

しかし、トレッシングペーパーなので風や雨で破けたり、照明の熱で燃えたりしてしまい撮影の合間にいつも作り直していました。

小道具製作
次の撮影に使う小道具を撮影の間の日に慌てて作ります。いつだってできたてホヤホヤです。

■2005年9月25日
小山 剛志
社長室でのワンシーンということで、最近、自動雀卓を衝動買いしたセキュリティー隊長役の小山剛志さん、レムコーポレーション社長役の上山克彦さん登場です。

ブルーバックを貼る
CG合成を想定して、壁に青色の模造紙を貼っています。割となんでもこの青い紙を貼ればCGが出来ると思われがちですが、この後hajが沢山苦労をするわけです。

■2005年9月29日
ハニブランド
タロウとスラッシュが飲むコーヒーもオリジナルブランドです。作中全くと言っていいほど写りません。他にやることがあったと思います。

ダイスケ
タロウの吸うたばこももちろんオリジナルブランドです。DAISUKEとはもちろん三世の大介です。

やはり、作中に写らずともこういうところで楽しんだりこだわったりすることも大事なんだと思いこんでやっています。

■2005年10月1日
スキップシティー
スキップシティーでの撮影です。狭い廊下の中に照明をどうやって配置するかや、配線が見えないように隠すことにも苦労しました。また、雑音にかなり悩まされました。結局はアフレコになったわけですが…

ブルーバック2
ここでも青色模造紙登場です。この先には自動ドアがある設定です。

お弁当
この日は、出演者やスタッフが多かったのでお弁当ずらりです。スキップシティー近くのお弁当屋さんは安くておいしいのです。ときよりバナナとかのおまけが付きました。

社長と秘書
社長と秘書が話しながら歩くシーンの撮影です。

車いす
キヲクドロボウ撮影の頃はドリーがなかったので、車いすで代用です。意外にテクニックがいるようです。

■2005年10月2日
役者さん集合写真
翌日も同じ場所で、同じメンバーと撮影でした。木村さんが遊びに来てくれています。

この頃はまだ撮影の段取りがあまり上手ではなかったので、こうやって役者さんを長時間待たせてしまうこともシバシバでした。

■2005年10月4日
雨
またも外ロケで雨です。もちろんこのガッカリな写真はヤラセです。

天候の安定する秋を狙って撮影を開始したのですが、全てが晴れというわけにはいきません。こればっかりは仕方ありません。

タロスラ
雨のおかげで、遠いロケ地まで無駄足になってしまいましたがタロスラは元気です。スタッフに励ましの言葉をかけてくれました。

と言うような感じで、あれもこれも初めてづくしのまま、天候にも振り回されながらなんとか撮影を続けていったという感じの前半でした。
まだまだ半分以上この状態が続くわけですが、実は中盤から後半にかけてはさらなる試練が襲ってくるのです。

次回へつづく

「キヲクドロボウの作り方」では、皆様の質問お待ちしております。皆様の質問になるべく答える形で連載していこうと思いますが、答えられる質問と答えられない質問があります。大人の対応と言うことでご理解下さい。

ご質問はコメント欄。またはお問い合せフォームよりご応募下さい。
※コメント欄へのご質問時にはネタバレにご注意下さい。ネタバレコメントは削除させていただく場合があります。

すでに、ご覧になられた方。まだご覧になられていない方どちらの方でも大歓迎募集中です。CGに付いての質問はもちろん石田監督がお答えしますのでドシドシお寄せ下さい(無責任)。
| 21:06 | コメントを書く (0) | トラックバック (0) |
【短期連載】キヲクドロボウの作り方-007稽古と準備
さて、キヲクドロボウの下北沢トリウッド上映もいよいよ残すところ7日。
明日明後日が最後の土日です。お見逃しのないように宜しくお願いします。

メイキングの方もいよいよ9月のクランクインを目前に撮影準備は最終的な仕上げに入っていくというお話です。ワタクシのこの映画監督気取りな短期連載もいよいよ盛り上がりどころでございます。覚悟をもってお読み下さい。

■2005年8月10日
アクション稽古01
「忍びの衆」の和希政幸さん指導のもとアクションの基本稽古が撮影前に何日間か行われました。

これは具体的なシーンに合わせた殺陣などではなく、銃のかまえ方や受け身、パンチやキックの基本をアクションに絡む役者さんに説明しています。

アクション稽古02
すでにアクションなどの経験がある方でも、リアリティーのある銃の構え方やかまえた状態での歩き方など、とても勉強になったとおっしゃっていました。

記念撮影
レムセキュリティーを演じられたほとんどの方に受けていただきました。

和希さんは海外特殊部隊の隊員さんから直接こういったノウハウを聞き、取り入れていらっしゃるので本当にリアルでした。

■2005年8月22日
香盤表
香盤表です。どのシーンにどの役者さんが出て、どういった小道具や衣装が必要かなどを表にしてまとめてあります。

この表をもとに役者さんとスケジュールのすり合わせをっしていき、効率の良いように撮影スケジュールを組んでいきます。

とにかくシーンやシチュエーションが沢山ある作品だったので、これが本当に大変でした。まるでパズルをやっているようでした。しかし、この表をしっかり作ったおかげで途中で撮影が中断してしまうこともなく、また不測の事態にも対応しやすかったです。

例え短編の自主制作映画でもこの香盤表とスケジュール表はしっかり作ってから撮影に挑むべきだと思います。少なくともこの表に従って撮っていけば、未完成で終わると言うことはないはずです。面白くできるかどうかは、その先の話です。

■2005年9月5日
発電機
ギリギリまで購入を悩んだ一品、発電機です。当初レンタルを考えていたのですが、具体的なスケジュールと撮影日数から逆算して、購入する方が安いという結果になりました。もちろんオークションでアホみたいに安いやつを買ったのでまずは動くかどうかが不安でした。

このほかにも具体的なスケジュールをしっかりと立てたので、レンタルが安いか?購入が安いか?などの判断が付けやすかったです。きっと行き当たりばったりでやっていたら到底300万円では完成しなかったと思います。

このほかにも計算の結果、車も購入した方が安いと言うことで、発電機と同じくらいの価格で車も購入しています。信じられない値段でしたがとりあえず撮影期間中さえ走ってくれればそれで良いと割り切りボロボロの中古車を購入しました。

撮影稽古
さっそく届いた発電機が動くかを試しながら撮影の練習を近所の公園でしています。計算の結果、照明も安い物を購入しました。

撮影稽古02
お恥ずかしながら、夜間での照明を使った撮影などほとんどしたことがなかったのでキヲクドロボウのクランクイン前は心配でなりませんでした。そんなわけで練習していたのですが、ここでの試行錯誤は実際の撮影でも役に立ちましたし、撮影しながら様々なアイディアが生まれより効率的に撮影ができるようになっていきました。

ぐっすり
照明の練習は夜な分けで、辺りが明るくなってきた頃に終了です。発電機をはじめとして機材がガッツリ重いので片付けも大変です。終わったらグッスリです。

まぁ、この頃思っていた「大変」なんて、クランクイン後の「大変」に比べたらカエルの屁みたいなものでした。

■2005年9月16日
クランクイン前夜
クランクイン前夜です。前夜というか時刻的には当日なのですが、車に衣装を詰めています。なんせ衣装やら小道具、機材が膨大です。私の家には収まりきれないので使用頻度の高い物は車にあらかじめ積んでおきます。

車の中
走行中に崩れないようにだとかをいろいろ考えながら詰め込まれています。このへんの管理は車両や機材担当のけいさくさんがしております。「衣装、小道具、機材のことはけいさくさんに聞け」それが我々の合い言葉でした。

そして、早朝にこの車が渋谷に向かって走り出すと共にキヲクドロボウの撮影も遂に走り出したのでした。

次回へつづく

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【短期連載】キヲクドロボウの作り方-006小道具作り
風が吹くと桶屋が儲かりますが、雨が降るとキヲクドロボウを見に来るお客さんが極端に減ります。そして今日は雨でした。あ〜あ。
ともあれ本日もメンバーのみんなはシフト交代で下北沢でチラシを配っております。

ネガティブなことはブログに書くなと言われても、根が正直なものでついつい口がすべってしまいます。そのうちバイト先でゴキブリを…(以下略)

さて、前振りが長いとポロリ失言で炎上しかねないのでメイキング行ってみたいと思います。

オーディションが終わり、キャストも決まってきた頃、ほぼ同時進行で小道具制作とロケ地探しが始まりました。

■2005年5月21日
小道具とロケ地書き出し
少し時間を戻しますが、オーディション前に、どういった役が必要か、どういったロケーションが必要か、どんな小道具が出てくるのか…等々を脚本から書き出しリスト化しておきました。

やまけん、haj、けいさくさんで一晩から二晩かけてやりました。
この作業は非常に重要で、漏れがないように綿密にリストアップしたおかげでキヲクドロボウは無事完成までたどり着けたのだと思います。

まぁ、綿密にやったはずがいろいろ抜けているところもあり、CGに頼ったという部分もありましたが…

■2005年6月5日
設計図
hajが作った小道具の設計図です。他の小道具に関してはこんなタミヤのような細かい設計図は作っていませんが、最初にメンバーに小道具製作のノウハウを覚えてもらうために作りました。

石田指示
小道具製作に関しては、プラモデルオタクのhaj指導のもと行われておりました。

hajは子供の頃、ダンボールで変形するトランスフォーマーの模型を作るというアホみたいな経歴を持っており、CGのみならずその才能はいかんなく無料で提供されました。

プラ板カット
一枚のプラ板(プラスチックの板)を切り取って、紙ヤスリで磨いて貼り付けて…形を作って参ります。

塗装
スプレーなどで塗装します。むらなくスプレー塗装するにはそれなりにコツが必要だそうですが、私は汚れるのが嫌だったんでやりませんでした。ごめんなさい。

こすって銀さん
小道具によっては金属の質感を出すために特殊な塗料を塗ることもあります。その名も「こすって銀さん」。下ネタのような名前ですがこすればこするほど金属質な光沢が出る優れものでした。

でも持久力がなく時間がたつと徐々に光沢が消えていくところがまた下ネタ的でした。

携帯電話
こんなに一生懸命作ったのに、劇中にはほとんど出てこない未来型携帯電話です。

…と、こういう感じで小道具達はメンバーみんながこつこつと毎週夜遅くまで通いながら作っていきました。

ヘッドギア
本編を見た人は、なんだか分かると思いますが、こういった複雑な物や緊急に用意しなければならなくなった物はhajが撮影当日の朝まで作っていると言うことも良くありました。

■2005年7月23日
銃カタログ
一方、わたくしはモデルガンや衣装といった購入系をいかに安く手に入れるかを検討しておりました。

最終的にモデルガンは見かけさえ形をなしていれば良いので、壊れている物や不具合がある物を中心にオークションサイトで購入しました。このときは、携帯電話で常にオークションサイトをチェックしていました。

またモデルによっては中国製のものすごく安い物を個人輸入している方からも買っていました。

セキュリティーベスト
レムセキュリティーのベストは、気に入ったかっこいいモデルがなかなか国内で手に入らず、インターネットや店舗をかけずり回って購入しました。

ガスマスク
ガスマスクに至ってはイスラエルから大量輸入です。本物のガスマスクにもかかわらず日本で売っているアスベスト対策の作業員用ガスマスクより圧倒的に安かったです。

もちろん新品ですので役者さん達はご安心を。

■2005年7月27日
ロケハン資料
そして、ロケハンです。ロケハンとはロケーションハンティングといって、撮影する場所を探すことだと思っていればだいたい当たりです。

企画書と脚本、こんなロケ地を探しているんだよんリストを各フィルムコミッションに送ってみました。今思うと押しつけがましい方法で本当に申し訳ない感じではありましたが、千葉フィルムコミッションや埼玉フィルムコミッションの方々しっかりと対応してくれました。

東京ロケーションボックス
東京ロケーションボックスの方にもいろいろアドバイスを頂きました。

ちなみに我が在住の横浜のフィルムコミッションさんには「自主制作は相手にしない」と言われました(2005年当時)。しょんぼり。

ロケハンはとにかくいろいろなところに直接足を運んだり、メンバーが写真を撮ってきてくれたりしました。そもそも近未来で大企業との攻防を描くという映画ですから、なかなか見つかりません。

一流企業のビルの中なんて絶対にタダでは撮影許可は下りませんし、ましてやアクションをやるだなんてもってのほかでした。それでも1つ1つ地道にこなしていけばゴールは見えると信じて日々ロケ地を探していました。

そんなロケ地の写真をお送りします。本編ご覧の方はニヤリと北損笑んでみたらいいと思います。

渋谷
言わずとしれた渋谷です。ここの未来版が本編には登場します。スクランブル交差点の混雑っぷりを解決するために歩道橋が設置されるが、エスカレータを上がるのが面倒くさいので結局使われていない…など、設定を考えてCG化されています。ちなみに写ってはいませんが、ハチ公がアイボになっているという設定もありました。

空撮風
空中カーチェイスがウリの1つですが、関東近郊のありとあらゆる高いビルに登って夜景を撮影しまくりました。この写真は夜景じゃないけど。

hajのCGは当然素晴らしいわけですが、背景の夜景も見逃せません。
ビルを巡りながら美しい夜景を探し回ったカメラ班加納&隼くんも素晴らしいです。日本の密集した夜景の映像は世界に通用するのだと思います。

ここは?
なかなかマニアックな場所です。本編をご覧になられた方はここがどこか分かるでしょうか?

スキップシティー
埼玉県川口市にあるスキップシティーという施設です。大企業レムコーポレーションビルの内部はほとんどこの施設を利用して撮影したものです。

また、この施設にはブルーバックスタジオから劇場まであり、映画作りにはもってこいの環境でした。埼玉に住んだら税金を多めに納めようかと思います。

非常階段
ええ、あそこのシーンです。

ホール
このホールにお客さんがいっぱいという映像を撮るために、沢山の方のご協力を頂きました。ありがとうございました!

スタタタ
一瞬しか出てきませんが、どフカン(真上からの撮影)の印象的なカットに使われました。

レムコーポレーション
大企業レムコーポレーションの入り口となった場所です。こういうところはなかなか借りれません。スキップシティーの皆様本当にありがとうございました!

と言う感じで、小道具、ロケーションと揃っていったのです。
次回は、クランクイン直前のアクション稽古とカメラ稽古です。
読者の皆さんにもこのへんからすこしドキドキしていただきたい。

次回へつづく

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【短期連載】キヲクドロボウの作り方-005オーディション
昨日、キヲクドロボウ公式サイトのアクセス解析を見たところアクセスがmixiニュースに載ったときと同じように急上昇していました。何事かと調べてみたら、我々レムセキュリティー・チラシ配り班がアキバBlogというところに取り上げられておりました。
いやはや地道な活動はいずれ報われるときが来るのですね。スタッフみんなが頑張ったおかげです。素敵。

さて、メイキング続き参りましょう。
本日はいよいよオーディションです。このあたりからキヲクドロボウは徐々に人々に知れ渡っていきました。

■2005年5月15日
企画書とパイロットDVD
8月予定(後に9月へ変更)のクランクインに向けて、そろそろキャストを捜していかねばならないという時期でした。

今回は自主制作だけど、素人は使いたくない。でもプロの人にお金は払えない。そういうパリス・ヒルトンもビックリなワガママを実現させるための策を考えました。

その結果がこの企画書とパイロットフィルムDVDでした。
「この企画に魅力を感じてくれる人は沢山いるはずだ」という自信の企画書。そして、「その企画を実現可能な実力を我々は持っている」という主張DVD。もちろんこのDVDには前回紹介したパイロットフィルムとカメラテストが納められています。

このプロモーションセットを常に持ち歩き、いろいろなところで披露したり、役者事務所に送ってみたりした。またインターネットでもパイロットフィルムを流しました。

■2005年5月23日
募集チラシ(サムネイル)
オーディション告知チラシです。パイロットフィルムの主演二人にモデルをしてもらいました。
各方面へプロモーションをかけて役者さんを探しに行く一方で、オーディションも開催することにしました。とにかく良い役者さんを見つけたかったので、この2段構えで役者さんを探しました。

■2005年5月27日
チラシ貼る
インターネットでも同時に告知はしていましたが、それ以外にも大学や様々なところにチラシを置かせてもらい積極的に告知活動をしました。

自主制作映画なのに一般のオーディション雑誌やサイトなどにも掲載をお願いしてみたりしました。このへんの効果が大きく、オーディション当日にはレベルの高い役者さんが沢山いらっしゃいました。

■2005年6月25日
オーディション当日
いよいよ1次オーディション当日です。
この会場は、以前お会いしてすでにスラッシュ役が確定していた木村有さんに紹介してもらいました。五反野というマイナーな場所でしたが、ドッタンバッタンなアクションをさせてもらえる上に、お礼程度の金額で貸していただき大変助かりました。

オーディション告知を各方面でがんばった甲斐あって、なんと100人以上の方がこのオーディション会場に訪れてくれました。

■2005年6月25日
オーディション
こちらの予想を遥かに超える応募人数であったため、我々も対応が大変になってしまいました。

■2005円6月25日
景ちゃん
しかし、景ちゃんが中心となり全体をまとめてくれたおかげで、比較的スムーズにオーディションは進み、私とhajの両監督は大きな心配をすることなく、オーディションに集中することができました。

景ちゃんはそのまま本編でもチーフ助監督として、チームをまとめてくれました。卒業を控えた学生であったにもかかわらず、本当に頑張ってくれました。
お陰様で彼女はこの年、卒業できませんでした。ごめんなさい。

■2005円6月28日
家でもチェック
オーディションの模様をビデオで撮影し、自宅に持って帰ってhajと話し合いながら慎重に配役を考えていきました。そうとうじっくり話し合ったと思います。

■2005年7月2日
忍びの衆
2次オーディションの模様です。1次オーディションで通った方々に具体的にどういった役をやってもらおうかを決めていくオーディションでした。だいたい1次オーディションでどんな役にしてもらおうかは決まっていたのですが、1次は人数が多くあまり細かなオーディションができていなかったので、ここでいろいろ具体的なことを聞かせていただきました。

とくに、アクションに関しては忍びの衆の方々に基本的な殺陣を付けていただいて動いてもらいました。

■2005年7月2日
石田食いつき
実はこのとき、我々は初めて忍びの衆の実力を目の前で観たわけですが、hajの顔を見てもらえば分かるとおり、期待以上のものすごいアクションで大いに興奮してしまいました。

このオーディションでかなりの配役が決定したのですが、主人公タロウは別方面から決定したのです。

主人公のタロウは、誰が観ても文句なく男前である必要がありました。そんな人一体どこに行ったら会えるのか全く分からなかったある日、他団体の自主制作映画の上映前に告知映像としてパイロットフィルムを流してもらったところ、たまたま観ていたマネージャーさんが「是非、うちの正木を使って下さい!」と紹介してくれたのでした。

後日、ちょくせつ正木さんに会いに行ったところ、文句なしの男前の上、演技も素晴らしく、またアクションも完璧。もはや断る理由はありませんでした。

スラッシュ役はすでに木村有さんに決定していましたし、オンナ役もかなり選考に時間がかかりましたがオーディションで森川椋可さんに決まりました。

しかし、レムコーポレーション社長とレムセキュリティー隊長が一向に決まりませんでした。なぜなら社長は50〜60代、隊長も30代後半〜40代を希望していたため、なかなかオーディションに応募はありませんでしたし、身の回りでもベテランの方ばかりで、なかなか自主制作映画に協力してくれなかったのです。

社長と隊長は結局、ギリギリまで探し続け、沢山の方にご迷惑をおかけしながら役者さんのツテを頼りながら最終的には上山克彦さんと小山剛志さんという素晴らしい役者さんに巡り会えたのでした。

次回はいよいよ撮影一歩手前です。アクション稽古、小道具製作、ロケーションハンティング。大忙しの日々が始まっていきます。

次回につづく

「キヲクドロボウの作り方」では、皆様の質問お待ちしております。皆様の質問になるべく答える形で連載していこうと思いますが、答えられる質問と答えられない質問があります。大人の対応と言うことでご理解下さい。

ご質問はコメント欄。またはお問い合せフォームよりご応募下さい。
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