ProjectYamaken〜やまけん組〜は、自主制作映画(インディーズムービー)を制作している団体です。 自主制作映画:ProjectYamaken〜やまけん組〜 スタッフルームへ
制作日記Blog
やまけん組メンバーによる映画制作日記です。
SF映画 キヲクドロボウ
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キヲクドロボウ予告-トリウッド版
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作品紹介
銀行強盗に立てこもられ絶体絶命のフリーター・タカシ。ところが突然、銀行強盗のリーダー・シュウヤに「仲間にならないか?」と誘われる。タカシは刺激のない今までどおりの日々を選ぶのか?スリルある逃亡者を選ぶのか?
ProjectYamakenの2001年から2004年にかけて制作した短編3作品を収録。津田寛治さんとも共演。
【短期連載】キヲクドロボウの作り方-004アクションカメラテスト
いよいよ上映期間も2週間を切りました。
スタッフは週末はもとより、平日もシフトで交代しながら毎日下北沢駅前でチラシ配りをしてくれています。寒い中本当にありがたい話です。

さて、前回の2004年7月から約半年らい脚本に苦悩し続けるわけですが、個々の部分は詳しく書くとネタバレだし、書いたところで割とグダグダした感じなのでずばっと割愛させていただきます。

そして、お話は脚本がある程度固まったところから始まります。
すいません。前回オーディションを…といったのですが、その前に少しありました。

■2005年2月26日
脚本完成
なんとか、脚本が固まってこの日くらいから全体のスケジュールを固めはじめました。クランクインを8月にターゲットし、いよいよ勢いが出てきます。

■2005年3月12日
絵コンテ
脚本完成後に絵コンテをはじめています。当初は全ての絵コンテが出来上がってから撮影が開始される予定でしたが、途中から絵コンテを描いている時間がなくなり、最終的には毎回撮影前日に絵コンテを描いて当日スタッフに配るというスタイルに移り変わりました。

それは、やっぱり私がグズだからなんだと思います。昔から宿題とかやらないタイプでした。hajをはじめ、スタッフの皆さん今更ごめんなさい。
明日から頑張ります。今日は遅いので寝ます。

■2005年4月1日
キヲクサイト制作中
hajは仕事が忙しいにもかかわらず、しっかり予定通りにキヲクドロボウ公式サイトを完成させます。キヲクドロボウ公式サイトはこのときはとてつもなくシンプルな物でしたが上映に向かって徐々にコンテンツを増やしていきました。

■2005年5月1日
アクションテスト
これまでアクションシーンを撮ったことがなかった我々はCGのときと同様にカメラテストを行いました。

このとき撮った映像達がコチラです。

■アクションテスト01-カズマ回し蹴り(小林バージョン)

本編をご覧になった方なら「あ〜あそこか」と非常に印象的で大切なシーンです。カズマを演じているのはパイロットフィルムでタロウを演じてくれたスタッフのけいさくさんです。蹴られている方は音楽担当の小林くんです。さらさらヘヤーが動きをハデにしてくれていていい感じです。この日、けいさくさんは30回以上回し蹴りをしたと思います。

■アクションテスト02-カズマ回し蹴り(雄一くんバージョン)

先ほどと同じシーンを別のカット構成と少しアクションを変えて撮影しています。蹴られる方が役者さんである西谷雄一君に変わっています。さすが役者さんという感じで走ってくるときの表情がいいです。

■アクションテスト03-タロウ登場

アクションが始まりそうなところで終わるなんともスンドメな動画ですいません。あ〜だこ〜だで、この後どしゃぶりになって続きが撮れませんでした。
これも本編を見た方なら「あそこか!」と気づいていただけるかと思います。一対多というアクションに憧れていたためやってみたシーンです。

このころは、自分達ですべてのアクションを行おうと思っていました。
殺陣の組み方なども分からないので。とにかくカット割りでなんとかごまかしていこうと思っていたのです。なのでとにかく練習を重ねようとがんばっていました。

しかし、映画の神様っているもんです!(by.トリウッドブログ)
そんなアクションに苦労をしていたある日、「忍びの衆」というちょっと怪しげな名前の団体からメールが来たのです。

それが、あの和希さんだったのです。和希さんと忍びの衆はキヲクドロボウのアクション指導全般を引き受けてくれたのですが、この出会いは本当に大きな物でした。もし、忍びの衆と出会っていなかったらキヲクドロボウは果たしてここまで評価を受けていたかってくらいです。

出会った頃の写真も何にもなくて恐縮なのですが、彼ら忍びの衆のものすごさは次回のオーディション編で明らかになるのです。

次回につづく

「キヲクドロボウの作り方」では、皆様の質問お待ちしております。皆様の質問になるべく答える形で連載していこうと思いますが、答えられる質問と答えられない質問があります。大人の対応と言うことでご理解下さい。

ご質問はコメント欄。またはお問い合せフォームよりご応募下さい。
※コメント欄へのご質問時にはネタバレにご注意下さい。ネタバレコメントは削除させていただく場合があります。

すでに、ご覧になられた方。まだご覧になられていない方どちらの方でも大歓迎募集中です。CGに付いての質問はもちろん石田監督がお答えしますのでドシドシお寄せ下さい(無責任)。
| 21:43 | コメントを書く (6) | トラックバック (0) |
【短期連載】キヲクドロボウの作り方-003カメラテスト
いやはや、前回は地味でした。さて、今回はカメラテストと言うことで、派手に行こうと思います。写真もいっぱい発掘されました。

■2004年4月21日
踏切で髪切
えっと、キヲクドロボウに何ら関係ないのですが、ProjectYamaken非公式イベント「チキチキ踏切で髪切パーティー」の模様です。新社会人のタイゾウ君が会社で遅刻をし、けじめを見せるために断髪を行いたいという申し出があったので行われました。なぜ踏切なのかまったく理由は分かりませんが、あのころのProjectYamakenは脚本が完成しないのを良いことに、このような奇行パーティーがたびたび繰り広げられていました。危うくおかしなサークルになりかけていました。

今思うと、よくぞあの状態からキヲクドロボウを完成させるまともな団体へと持ち直したなと感心します。

■2004年5月29日
幻の制作発表
「このままではProjectYamakenはダメになる!」そのような危機感を感じた私はとりあえずスタートだけ切ってしまえば、なんとかなるという安易な発想の元に制作発表なるものを開催しました。

■2004年5月29日
幻の制作発表(監督)
まったく無計画だったので今思い出すとぞっとします。当然進行はグダグダでした。あの時は、それなりにこなしていたつもりでしたが、今のProjectYamakenから考えると相当へたれな感じだったと思います。あの時の参加者の皆さん本当にごめんなさいでした。

■2004年5月29日
スケジュール
このとき、決定されたスケジュールです。結局この2004年9月クランクインというスケジュールは山岸の脚本が完成しないという理由で1年も先送りになります。へたれですいません。そして奇しくも、1年後の1日前2005年9月17日に本当のクランクインとなるのですが、それはずっと先の話です。

■2004年6月14日
木村さん
そんなある日、他の役者さんの紹介で後にスラッシュとなる木村さんに渋谷で会います。あまりにイメージにピッタリだったので慌てて写真をとってhajに送ったときの物です。この日から木村さんを1年待たすわけですが…

■2004年6月20日
カメラテスト会議
制作発表でのスケジュール通り、着々とカメラテストの準備が進められました。とりあえず絵コンテを元に必要な物を考え、担当を割り振るというようなことが我が家で行われているんだと思います。

こんな絵コンテが手渡されています。

■2004年7月3日
バチバチ君
マシンガンを撃ったときに出る光はCGでは再現しにくいという理由から、連続的に強力なフラッシュを発行するという装置が作られました。
これは後に本編用に改良されますが、あまり効果がないことが判明し、苦労して作ったのに使わなかった代物です。

■2004年7月3日
みなとみらい
フライングカーが着陸するというシーンです。遠くの夜景が未来っぽくてよかったので選びました。背景だけを撮影して、あとからCGを組み込もうという魂胆です。よく考えると本編にはフライングカーが着陸するシーンがないので貴重なカットとなりました。
ここの撮影許可を取るのに凄く苦労した覚えがあります。最初10万くらいふっかけられましたが、あの手この手で電話をし直して、たまたま出たエライ人に直談判という荒技で無料で撮影することができました。

■2004年7月3日
送風機
送風機で、草を揺らして着陸の雰囲気を出そうと思ったのですが、送風機が全く聞かず、結局は電源のコードで直接草を揺さぶるという手段に出ました。

■2004年7月3日
電車移動
着陸シーンを撮ったので次のロケ地まで電車で移動です。あ〜懐かしい人々。

■2004年7月4日
おおさん橋
日付が変わってますが、電車で移動中に12時超えたようです。みなとみらいの「おおさん橋」です。よくCMやPVのロケ地としても使われます。「自主制作映画の撮影だ」と許可を取りに言ったら、「商業じゃなきゃ勝手にやって良いよ」と言われたので勝手に撮影を始めました。

■2004年7月4日
ライト
自主制作と言いながら、発電機は運ぶは、でっかいライトは入ってくるは…で警備員さん達をアタフタさせました。結局は「自主制作だから」で押し通しました。ロマンチックな横浜の夜を楽しみに来たカップルの皆さんごめんなさいでした。

■2004年7月4日
シークレットサービス
シークレットサービスはスーツの裾から銃が飛び出すというCGを合成したかったので、持っているふりだけしてもらっています。「マンティス(かまきり)」という架空の銃の設定でした。本編と形は違いますが、この裾から飛び出るという設定は本編に受け継がれています。

■2004年7月4日
朝になってしまいました
相変わらずの手際の悪さで、朝になってしまいました。一連のアクションなので明るくなってしまったのはかなり致命的なのですが、hajのCG処理により無理矢理に夜に直しました。hajはできる子です。

■2004年7月4日
朝まで木村さん
スラッシュが銃を撃つシーンを撮っています。これも後処理で夜っぽくしています。木村さんはたったこのシーンだけのために夜からいらっしゃいました。すいませんでした。

ということで、とにかく「フライングカーと実写との合成」を試すために行われたこのカメラテスト。編集してみたら結構凄い感じになったので割と自信を持つことができました。

このとき、CG作業と同時にフライングカーに効果音を付けるという作業が合ったのですが、戦闘機の音に車の音や洗濯機の音を混ぜたりといろいろやった気がします。このときに「本編効果音もかなり苦労するだろう…」という予感は後に見事的中していました。

そんなわけでこのときに撮影したカメラテスです。ご覧下さい。



本編にはこれとそっくりのシーンが出てきます。この時点でここの部分の脚本は固まっていました。ちなみに、ここに出てくるタロウ役は鈴木勝比古さん。悪そうなクセのありそうなタロウ像もなかなか好評でした。本編ではセキュリティー隊員役を演じてくれています。勝比古さんにもかなり長い間お付き合いいただきました。

前々回のパイロットフィルムの映像にこのカメラテストの映像を混ぜた物が後にWEB公開用のパイロットフィルムとしてキヲクドロボウ公式サイトで公開されていました。この映像が後の作品制作にとんでもない効果を発揮します。



この後、再びキヲクドロボウは脚本で足止めを食らいます。その辺の話はすっとばし次回はオーディションあたりをお送りしようと思います。

次回につづく

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| 23:59 | コメントを書く (3) | トラックバック (0) |
【短期連載】キヲクドロボウの作り方-002脚本
いやはや、毎日怒濤の連載を張り切っていたのに、いきなり休んですいません。さて、前振りが長引けば長引くほど下ネタがくり出そうなので、急いで本題へ参ります。ちなみに、前回の日記のところにパイロットフィルムの絵コンテリンクを貼っておきました。比べてみると面白いかもです。

そんな本日はちょっと地味です。すいません。脚本のお話です。
写真的には私しか出てきません。

■2004年1月15日
脚本書いてます
がっつり脚本を書いている模様です。パソコンで編集して、CGまで使っているのに脚本は手書きというアホっぽさ。白い紙に自由に書くこの手書きのスタイルじゃないと、アイディアを書き留められないのです。

というか、パイロットフィルムからざっと4ヶ月くらいが空白なわけですが、この間は逃想少年の上映や、DVD販売をしていたようです。もちろん、この間も脚本やら設定やらはチンタラ書いているわけです。

■2004年1月27日
箱書き
箱書きが出来上がったようです。箱書きとは物語の設計図というか見取り図みたいなもので、私の場合はとりあえず、どんな出来事が起こっていくのかをこの時点で時系列と共にまとめてしまいます。
キヲクドロボウはやりたいことを書き出してから、それを物語として繋げていくというスタンスで作っていったので、とにかくこの箱書きを何度も書いた気がします。相変わらず手書きです。

箱書きをカードでやる人もいるようです。カードにすると何度も書き直さず時系列を簡単に動かせるので便利らしいですが、私は何度も書き直した方が物語が頭に入ってくるのでカード式はあまり使いません。

…と、脚本家ぶったことを言っていますが、この作品がほぼ初脚本なので、見よう見まねです。偉そうなことは言えません。プロっぽく言ってみたかっただけです。

■2004年2月8日
結局…
結局、パソコンで脚本を書き出しました。プロットやら設定の書き出しまでは手書きでやるものの、やはり長い脚本を書き出すと手が疲れるのでパソコンが一番です。最終的にはどうしてもパソコンから出力するわけですから。ええ、文明です。

■2004年2月23日
海
脚本が行き詰まるとだいたい放浪します。ICレコーダーやメモ帳を片手にウロウロ街を徘徊していると、続きを思いついたりします。思いついてしまうと机に戻る時間が惜しくなり、その場で書きはじめます。この日は海まで歩いてしまい、そこでアイディアを思いつきました。

■2004年2月28日
完成
ようやく脚本の初版が完成しました。実はこの前にも一度脚本が完成しかかっていたのですが、カーチェイスもアクションもなく、どちらかというと記憶を巡ったミステリーみたいな話で「なんか作ろうとしていた物と違うんじゃない?」とhajにあっさりボツを食らっております。それ以外にも何度もhajにボツを食らっていたのですが、この脚本でようやくhajからOKが出ました。あの日ほど、嬉しかったことはありません。いや、もっと嬉しいことはいっぱいあります。私の人生。

…と、ここで脚本が完成したのかというと実はそうではなく、ようやく基本となるものが出来上がったにすぎず、この後この脚本は書いては直され書いては直されを繰り返し、丸一年後に本来の完成を見るのです。

時間かかりすぎです。今思えば本当にチンタラやっておりました。反省。

そんな、私がチンタラやっているのを待てなくなったメンバーは次回いよいよカメラテストに挑みます。次回はそこそこ派手になると思います。どーかよろしく。

次回につづく

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【短期連載】キヲクドロボウの作り方-001パイロットフィルム
ここ最近、キヲクに興味を持ってくれた方が多く、一体どうやって作ったのだろうかという質問を頂くことが多くなりました。本当にありがとうございます。お陰様ですっかり監督気取りです。すいません。

実はブログを3年ほどさかのぼって読んでいただくと、おおよそ細かく書かれているのでどのような経緯でこのキヲクドロボウが作られてしまったのかが分かるのですが、他人のブログをそんなに必死に読む人はいないと思いまして、今日あたりから短期連載でキヲクドロボウの作り方をご紹介していこうと思った次第です。

でも、いざキーボードに向かうと、記憶が曖昧だったり文章にしても面白みがなかったりだったので、昔の写真を見ながら思い出せる範囲で振り返ってみようという中途半端な企画に変更しました。ほんと根性なくてすいません。

■2003年8月24日
お買い物
おそらくキヲクドロボウ周りで一番古い写真がコレです。
「ホームセンターではしゃいでるアホ」という感じの写真ですが、これはキヲクドロボウパイロットフィルムの為の大道具素材を購入しているところです。

実は、イメージ先行のキヲクドロボウは脚本も完成していないのに、役者も決まっていないのに、とにかく映像が撮りたくてプロモーション用の偽予告編を作ろうというところからスタートしております。
我々はこれをパイロットフィルムと呼んでいます。

■2003年8月24日
お部屋
買ってきた塩ビパイプやらコードなどを自分の部屋に配置して無理矢理未来な感じを出そうとしています。最終的にはhajのCGに相当助けてもらわないとどうしようもない感じでした。逆にこのときにCGすごさを実感し、のちに頼り過ぎて痛い目を見ることになります。

■2003年8月31日
外でも撮影
渋谷の怪しい路地裏で撮影しております。たしかパイロットフィルムはこのくそ暑い夏時に1週間くらいで撮り上げた気がします。
ここでの撮影は、不慣れなクセに無駄なこだわりが多く終電がすぎても続けられました。

■2003年8月31日
世界一の酒
クランクアップ後に飲んだこの日のビールの味が忘れられません。もしかしたらこのビールの味を追い求めて今も映画を作っている可能性すらあります。
そして、この後の居酒屋の請求額も忘れることはありません。

そんな、今以上に手作り感満載で先も見えず思いつくままにトライ&エラーを繰り返し撮影したパイロットフィルムがコレです。



こちらから絵コンテが見れます。

結局2004年どころか完成したのは2006年年末だったわけですが。また。このムービーをネットで公開して役者さんを集めようと言うもくろみだったので、最後にキャスト・スタッフ募集のうたい文句が入ります。逃想少年の上映時に劇場でも流れました。
全てはここから始まったのだと言っても過言ではない作品です。

当初、「-collapse of the Next-generation-」という副題がついていました。
この意味は本編を見ていただいた方にはご理解いただけると思います。いや、ご理解いただけてなくてもいいんですが・・・

ちなみにタロウ役は現在スタッフの要で車両&グリップ担当のけいさくさんです。なかなか良い味を出していて、とても好評でした。

記憶を盗むとき、首筋にプラグを差し込むという設定が後半見られますが、明らかに攻殻機動隊やマトリックスの影響だと思われます。本編ではヘッドギアをかぶせるというソフトな表現にかわっていますが、あえてグロテスクなこの頃の設定でも面白かったなとは思います。

キヲクドロボウの決めゼリフ
「何が望みだ!」「あんたの記憶さ!」
は、すでにこのときに出来上がっていましたし、この辺のシークエンスはかなり近いテイストで本編にも出てきますね。

このパイロットでは、まだ空飛ぶ車は一瞬しか出てこず、我々としてはやや心配が残っておりました。空飛ぶ車と実写との合成をもっと試したいという事でこの後、カメラテストと呼ばれる撮影がもう一度行われます。その話はまた次回。

次回につづく

「キヲクドロボウの作り方」では、皆様の質問お待ちしております。皆様の質問になるべく答える形で連載していこうと思いますが、答えられる質問と答えられない質問があります。大人の対応と言うことでご理解下さい。

ご質問はコメント欄。またはお問い合せフォームよりご応募下さい。
※コメント欄へのご質問時にはネタバレにご注意下さい。ネタバレコメントは削除させていただく場合があります。

すでに、ご覧になられた方。まだご覧になられていない方どちらの方でも大歓迎募集中です。CGに付いての質問はもちろん石田監督がお答えしますのでドシドシお寄せ下さい(無責任)。
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